二級ボイラー技士 過去問
令和8年4月公表
問6 (ボイラーの構造に関する知識 問6)
問題文
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問題
二級ボイラー技士試験 令和8年4月公表 問6(ボイラーの構造に関する知識 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
- 蒸気圧力の異常な昇圧を防止する。
- 水の自然循環を良くする。
- 不純物のボイラーへの混入を防止する。
- 低水位事故を防止する。
- 湿り蒸気を乾き飽和蒸気にする。
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この過去問の解説 (1件)
01
適切なものは、低水位事故を防止するです。
ハートフォード式連結法では、暖房設備から戻ってきた水を流す返り管を、ボイラーの安全低水面に近い高さで連結します。返り管が破損して水漏れが起きても、ボイラー内の水がすべて流れ出るのを防ぎ、危険な低水位になる可能性を小さくします。
蒸気圧力が異常に高くなるのを防ぐのは、主に安全弁の役割です。
安全弁は、ボイラー内の圧力が決められた値を超えると自動的に開き、蒸気を外へ逃がします。ハートフォード式連結法は返り管の取り付け方法であり、蒸気圧力を調整するためのものではありません。
水の自然循環は、温度の高い水が上昇し、温度の低い水が下降することで起こります。
自然循環を良くするには、ボイラー内部の伝熱面や水管などの配置が関係します。ハートフォード式連結法は暖房設備から水を戻す返り管の配管方法なので、ボイラー内部の自然循環を良くすることが主な目的ではありません。
不純物の混入を防ぐには、給水を処理したり、給水タンクや配管に適切な設備を設けたりする必要があります。
ハートフォード式連結法には、返り水に含まれる不純物を取り除く働きはありません。
ハートフォード式連結法の主な目的です。
返り管をボイラー下部へ直接つないでいると、返り管が破損したときに、ボイラー水が漏れた部分から流れ出し続けるおそれがあります。
ハートフォード式連結法では、返り管を安全低水面に近い高さで連結します。このため、返り管から水が漏れても、水位が連結部分より大きく下がりにくくなります。
ボイラー内の水が少ないまま燃焼を続けると、伝熱面が異常に高温になり、変形、亀裂、破裂などにつながる危険があります。そのため、ボイラー水の流出を抑え、低水位事故を防止することが重要です。
湿り蒸気には、小さな水滴が含まれています。この水滴を取り除くには、一般に気水分離器や蒸気乾燥器などが使われます。
ハートフォード式連結法は返り管からの水の流出を防ぐためのものであり、蒸気から水滴を取り除く働きはありません。
ハートフォード式連結法は、暖房用鋳鉄製蒸気ボイラーの返り管が破損した場合に、ボイラー水が大量に流出するのを防ぐ配管方法です。
ボイラー内の水位が安全低水面より下がった状態で燃焼を続けると、ボイラーが異常に高温となり、重大な事故につながるおそれがあります。
したがって、この連結法の主な目的は、返り管の破損などによる低水位事故を防止することです。
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