二級ボイラー技士 過去問
令和7年10月公表
問30 (燃料及び燃焼に関する知識 問10)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

二級ボイラー技士試験 令和7年10月公表 問30(燃料及び燃焼に関する知識 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーの人工通風に用いられるファンに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
  • 多翼形ファンは、羽根車の外周近くに、幅長で前向きの羽根を多数設けたものである。
  • 多翼形ファンは、大形で重量は大きいが、効率が高い。
  • 後向き形ファンは、高温、高圧及び大容量のボイラーに適する。
  • ラジアル形ファンは、中央の回転軸から放射状に6~12枚の羽根を設けたものである。
  • ラジアル形ファンは、形状が簡単で羽根の取替えが容易である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

ボイラーの人工通風に用いられるファンに関する問題です。

ファンにはそれぞれ特徴が異なり、用途に合わせて使い分ける必要があるので、内容を把握しておきましょう。

選択肢1. 多翼形ファンは、羽根車の外周近くに、幅長で前向きの羽根を多数設けたものである。

正しい記述です。

多翼形ファンは、羽根車の外周近くに、幅長で前向きの羽根を多数設けたものとなります。

選択肢2. 多翼形ファンは、大形で重量は大きいが、効率が高い。

多翼形ファンは、一般に小型で軽量となり、効率は低くなります。

選択肢3. 後向き形ファンは、高温、高圧及び大容量のボイラーに適する。

正しい記述です。

後向き形ファンは、高温、高圧及び大容量のボイラーに適します。

選択肢4. ラジアル形ファンは、中央の回転軸から放射状に6~12枚の羽根を設けたものである。

正しい記述です。

ラジアル形ファンは、中央の回転軸から放射状に6~12枚の羽根を設けたものとなります。

選択肢5. ラジアル形ファンは、形状が簡単で羽根の取替えが容易である。

正しい記述です。

ラジアル形ファンは、形状が簡単で羽根の取替えが容易となります。

まとめ

ボイラーの人口通風に用いるファンはボイラーの稼働に関わる重要な設備となるので、それぞれのファンの特徴について忘れないようにしましょう。

参考になった数3