二級ボイラー技士 過去問
令和7年10月公表
問19 (ボイラーの取扱いに関する知識 問9)

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問題

二級ボイラー技士試験 令和7年10月公表 問19(ボイラーの取扱いに関する知識 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラー水中の不純物に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
  • 溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。
  • 溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。
  • スケールは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。
  • スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より低い。
  • 懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。

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この過去問の解説 (1件)

01

ボイラー水中の不純物に関する問題です。

水中には様々な不純物が混入しますが、それぞれの対処を怠るとボイラーの故障につながるのでしっかり覚えておきましょう。

選択肢1. 溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となる。

正しい記述です。

溶存しているO2は、鋼材の腐食の原因となります。

選択肢2. 溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となる。

正しい記述です。

溶存しているCO2は、鋼材の腐食の原因となります。

選択肢3. スケールは、溶解性蒸発残留物が濃縮され、ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物である。

ドラム底部などに沈積した軟質沈殿物はスケールではなく、スラッジとなります。

選択肢4. スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より低い。

正しい記述です。

スケールの熱伝導率は、炭素鋼の熱伝導率より低いのが特徴です。

選択肢5. 懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがある。

正しい記述です。

懸濁物には、りん酸カルシウムなどの不溶物質、エマルジョン化された鉱物油などがあります。

まとめ

それぞれの不純物の特徴を押さえて対処法もしっかり把握しておきましょう。

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