二級ボイラー技士過去問
令和7年10月公表
問15 (ボイラーの取扱いに関する知識問5)

問題文

ボイラー水位が安全低水面以下にあると気付いたときの措置に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。

付箋

付箋は自分だけが見れます（非公開です）。

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、「新しく出題する（ここをクリック）」をご利用ください。

問題

二級ボイラー技士試験令和7年10月公表問15（ボイラーの取扱いに関する知識問5）（訂正依頼・報告はこちら）

ボイラー水位が安全低水面以下にあると気付いたときの措置に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。

正解！素晴らしいです

残念...

ボイラー水位が安全低水面以下にあると気付いたときの措置に関する問題です。

水位が低下しても必ずしも給水するのがボイラーによっては正しくない点を押さえておきましょう。

選択肢1. 炉筒煙管ボイラーでは、水面が煙管のある位置より低下した場合は、まず第一に、徐々に給水を行い煙管を冷却する。

炉筒煙管ボイラーでは、水面が煙管のある位置より低下した場合においても、給水はしてはいけません。

かえって危険となります。

選択肢2. 鋳鉄製ボイラーでは、いかなる場合であっても給水しない。

正しい記述です。

鋳鉄製ボイラーでは、いかなる場合であっても給水してはいけません。

選択肢3. 燃料の供給を止めて、燃焼を停止する。

正しい記述です。

燃料の供給を止めて、燃焼を停止します。

選択肢4. 燃焼系統の換気を行い、炉を冷却する。

正しい記述です。

燃焼系統の換気を行い、炉を冷却するのが最優先となります。

選択肢5. ボイラーが冷却してから、原因及び各部の損傷の有無を調査する。

正しい記述です。

ボイラーが冷却してから、原因及び各部の損傷の有無を調査し原因を究明します。

まとめ

ボイラー水位が安全低水面以下になるには様々な原因がありますが、大事なのは正しく対処して原因を突き止める事が重要となります。

参考になった数2