二級ボイラー技士 過去問
令和7年10月公表
問14 (ボイラーの取扱いに関する知識 問4)

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問題

二級ボイラー技士試験 令和7年10月公表 問14(ボイラーの取扱いに関する知識 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーにキャリオーバが発生した場合の処置に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
  • 燃焼量を下げる。
  • 主蒸気弁を急開して蒸気圧力を下げる。
  • ボイラー水位が高いときは、一部を吹出しする。
  • ボイラー水の水質試験を行う。
  • ボイラー水が過度に濃縮されたときは、吹出し量を増し、その分を給水する。

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この過去問の解説 (1件)

01

ボイラーにキャリオーバが発生した場合の処置に関する問題です。

キャリオーバはボイラーを扱う際には避けては通れないトラブルの一つなので、処置方法を忘れないようにしましょう。

選択肢1. 燃焼量を下げる。

正しい記述です。

キャリオーバが発生した場合、燃焼量を下げて対応します。

選択肢2. 主蒸気弁を急開して蒸気圧力を下げる。

主蒸気弁を急開するとかえってキャリオーバが発生しやすくなるので行ってはいけません。

選択肢3. ボイラー水位が高いときは、一部を吹出しする。

正しい記述です。

ボイラー水位が高いときは、一部を吹出しして対応します。

選択肢4. ボイラー水の水質試験を行う。

正しい記述です。

ボイラー水の水質試験を行う事は重要な項目となります。

選択肢5. ボイラー水が過度に濃縮されたときは、吹出し量を増し、その分を給水する。

正しい記述です。

ボイラー水が過度に濃縮されたときは、吹出し量を増し、その分を給水して水不足にならないようにします。

まとめ

キャリオーバが発生すると最悪ボイラーの故障にもつながるので、しっかり対処法を把握しておきましょう。

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