二級ボイラー技士 過去問
令和7年10月公表
問5 (ボイラーの構造に関する知識 問5)

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問題

二級ボイラー技士試験 令和7年10月公表 問5(ボイラーの構造に関する知識 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

貫流ボイラーに関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。
  • 水管ボイラーに分類され、一連の長い管系で構成されており、水循環がない。
  • 暖房用、業務用及び工場プロセス用の小形低圧ボイラーとして、単管式及び多管式が多く使われる。
  • 細い管内で給水のほとんどが蒸発するので、十分な処理を行った水を使用しなければならない。
  • 伝熱面積当たりの保有水量が著しく小さいので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。
  • 同容量の丸ボイラーに比べ、一般に据付面積が大きくなる。

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この過去問の解説 (1件)

01

貫流ボイラーに関する問題です。

貫流ボイラーもボイラーの中でも良く見かけるボイラーなので仕組みを正しく理解しましょう。

選択肢1. 水管ボイラーに分類され、一連の長い管系で構成されており、水循環がない。

正しい記述です。

水管ボイラーに分類され、一連の長い管系で構成されており、水循環がないのが特徴です。

選択肢2. 暖房用、業務用及び工場プロセス用の小形低圧ボイラーとして、単管式及び多管式が多く使われる。

正しい記述です。

暖房用、業務用及び工場プロセス用の小形低圧ボイラーとして、単管式及び多管式が多く使われます。

選択肢3. 細い管内で給水のほとんどが蒸発するので、十分な処理を行った水を使用しなければならない。

正しい記述です。

細い管内で給水のほとんどが蒸発するので、十分な処理を行った水を使用しなければいけません。

選択肢4. 伝熱面積当たりの保有水量が著しく小さいので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短い。

正しい記述です。

伝熱面積当たりの保有水量が著しく小さいので、起動から所要蒸気を発生するまでの時間が短くなります。

選択肢5. 同容量の丸ボイラーに比べ、一般に据付面積が大きくなる。

同容量の丸ボイラーに比べ、一般に据付面積が大きくなるのではなく、小さくなります。

まとめ

貫流ボイラーは比較的小型のものが一般的なので、その点を押さえておきましょう。

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