二級ボイラー技士 過去問
令和7年4月公表
問9 (ボイラーの構造に関する知識 問9)

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問題

二級ボイラー技士試験 令和7年4月公表 問9(ボイラーの構造に関する知識 問9) (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーの水位検出器について、AからDまでの記述のうち、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

A  水位検出器は、原則、2個以上取り付け、それぞれ異なる水位検出方式とするのが良い。
B  水位検出器の水側連絡管は、他の水位検出器の水側連絡管と共用しない。
C  水位検出器の水側連絡管は、呼び径15A以上の管を使用する。
D  水位検出器の水側連絡管に設けるバルブ又はコックは、直流形の構造とする。
  • A,B
  • A,B,D
  • A,C
  • B,C
  • B,C,D

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この過去問の解説 (2件)

01

ボイラーの水位検出器に関する問題です。

ボイラーの水位検出器は正常に動作しないとボイラーの故障にもつながるので確実に押さえておきましょう。

選択肢2. A,B,D

Cの水位検出器の水側連絡管は、呼び径15A以上ではなく、20A以上の管を使用します。

したがってA、B、Dの組み合わせが適切となります。

まとめ

水位検出器は良く試験でも問われる分野なので、忘れないようにしましょう。

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02

水位検出器に関する問題です。

 

A:正しい記述です。

水位検出器は原則として2個以上取付るように規格で定められています。

 また,同じ検出方式では設備故障時のリスクが大きいため,異なった検出方式とする方が良いです。

 

B:正しい記述です。

→配管閉塞による水位の誤検出リスク低減のため,他の水位検出器の水側連絡管と共用してはいけません。
 

C:誤った記述です。

スラッジ等での閉塞防止のため,配管径が太い20A以上の管を使用しましょう。

 

D:正しい記述です。

→スラッジ等で配管が閉塞すると,適正な水位検出ができなくなるため,閉塞しにくい直流型の構造とします。

選択肢2. A,B,D

正しい記述です。

まとめ

水位検出器はボイラー制御において重要な計器になります。

適正な水位を検出するために必要な項目を把握しておきましょう。

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