二級ボイラー技士 過去問
令和7年10月公表
問1 (ボイラーの構造に関する知識 問1)

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問題

二級ボイラー技士試験 令和7年10月公表 問1(ボイラーの構造に関する知識 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

温度及び圧力に関する記述のうち、適切でないものは次のうちどれか。ただし、*を付した数字は、小数点以下を省略している。
  • セルシウス(摂氏)温度は、標準大気圧の下で、水の氷点を0℃、沸点を100℃と定め、この間を100等分したものを1℃としたものである。
  • セルシウス(摂氏)温度t[℃]と絶対温度T[K]との間には、t=T+273の関係がある。
  • 760㎜の高さの水銀柱がその底面に及ぼす圧力を標準大気圧といい、1013hPaに相当する。
  • 圧力計に表れる圧力をゲージ圧力といい、その値に大気圧を加えたものを絶対圧力という。
  • 1Paは1m2当たり1Nの力が作用する圧力であり、1MPa=106Pa=1N/mm2である。

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この過去問の解説 (1件)

01

温度及び圧力に関する問題です。

特に間違えやすい部分となるので、しっかり確認しておきましょう。

選択肢1. セルシウス(摂氏)温度は、標準大気圧の下で、水の氷点を0℃、沸点を100℃と定め、この間を100等分したものを1℃としたものである。

正しい記述です。

セルシウス(摂氏)温度は、標準大気圧の下で、水の氷点を0℃、沸点を100℃と定め、この間を100等分したものを1℃としたものとなります。

選択肢2. セルシウス(摂氏)温度t[℃]と絶対温度T[K]との間には、t=T+273の関係がある。

記述が逆になっており、正しくはセルシウス(摂氏)温度t[℃]と絶対温度T[K]との間には、T=t+273の関係があります。

選択肢3. 760㎜の高さの水銀柱がその底面に及ぼす圧力を標準大気圧といい、1013hPaに相当する。

正しい記述です。

760㎜の高さの水銀柱がその底面に及ぼす圧力を標準大気圧といい、1013hPaに相当します。

選択肢4. 圧力計に表れる圧力をゲージ圧力といい、その値に大気圧を加えたものを絶対圧力という。

正しい記述です。

圧力計に表れる圧力をゲージ圧力といい、その値に大気圧を加えたものを絶対圧力といいます。

選択肢5. 1Paは1m2当たり1Nの力が作用する圧力であり、1MPa=106Pa=1N/mm2である。

正しい記述です。

1Paは1m2当たり1Nの力が作用する圧力であり、1MPa=106Pa=1N/mm2となります。

まとめ

セルシウス温度と絶対温度は共に「T」なので間違いやすいので、何度も確認して確実に覚えておきましょう。

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