二級ボイラー技士 過去問
令和7年4月公表
問17 (ボイラーの取扱いに関する知識 問7)

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問題

二級ボイラー技士試験 令和7年4月公表 問17(ボイラーの取扱いに関する知識 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

ボイラーの水位検出器の点検及び整備に関するAからDまでの記述で、適切なもののみを全て挙げた組合せは、次のうちどれか。

A  電極式では、1日に1回以上、水の純度の低下による電気伝導率の上昇を防ぐため、検出筒内のブローを行う。
B  フロート式のスイッチ部の電気抵抗は、水銀スイッチが開のときは無限大となるか、閉のときゼロとなるか調べる。
C  電極式では、1年に1、2回程度行う検出筒の内部清掃の際は、付着物を除去し、電極の曲がりや損傷を補修する。
D  フロート式では、1年に1回以上、フロート室を分解して、フロート室内のスラッジやスケールを除去する。
  • A,B
  • A,B,C
  • B,C
  • B,C,D
  • C,D

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この過去問の解説 (2件)

01

ボイラーの水位検出器の点検及び整備に関する問題です。

電極式とフロート式の違いを理解しておきましょう。

選択肢4. B,C,D

Aの電極式では、1日に1回以上、水の純度の低下ではなく、上昇による電気伝導率の低下を防ぐため、検出筒内のブローを行います。

したがってB、C、Dの組み合わせが適切となります。

まとめ

点検期間など問われる事が多いので、各日数はしっかり覚えておきましょう。

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02

ボイラーの水位検出器の点検及び整備に関する問題です。

 

A:誤った記述です。

→水の純度が上昇することで,電気導電率が低下します。

 水は不純物が多くなると電気導電率が上昇し,電極によって動作し易くなります。

 

B:正しい記述です。

→スイッチ「開」にて抵抗は「無限大」,「閉止」にて「0Ω」となります。

 

C:正しい記述です。

→誤動作防止のため,1年のうち1,2回程度,付着物を除去・電極の曲がり,損傷を補修します。

 

D:正しい記述です。

→誤動作防止のため,1年に1回以上,フロート室を分解して,スラッジやスケールを除去します。

選択肢4. B,C,D

正しい記述です。

まとめ

電気導電率と抵抗は逆数となりますので,混同しないように注意しましょう。

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