二級ボイラー技士 過去問
令和7年4月公表
問4 (ボイラーの構造に関する知識 問4)
問題文
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問題
二級ボイラー技士試験 令和7年4月公表 問4(ボイラーの構造に関する知識 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- 暖房用ボイラーでは、原則として復水を循環使用する。
- 暖房用ボイラーの返り管の取付けには、ハートフォード式連結法が用いられる。
- 暖房用ボイラーの給水管は、ポンプ循環方式の場合にはボイラーに直接取り付ける。
- セクションの数は20枚程度まで、伝熱面積は50m2程度までが普通である。
- セクション表面のガス通路に多数のスタッドを取り付け、伝熱面積を大きくして効率を良くしている。
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この過去問の解説 (2件)
01
鋳鉄製蒸気ボイラーについての問題です。
鋳鉄製蒸気ボイラーは主に暖房用に用いられることが多いです。
正しい記述です。
暖房用ボイラーでは、原則として復水を循環使用します。
正しい記述です。
暖房用ボイラーの返り管の取付けには、ハートフォード式連結法が用いられます。
暖房用ボイラーの給水管は、ポンプ循環方式の場合にはボイラーに直接取り付けるのではなく、返り管に取り付けます。
正しい記述です。
セクションの数は20枚程度まで、伝熱面積は50m2程度までが一般的となります。
正しい記述です。
セクション表面のガス通路に多数のスタッドを取り付け、伝熱面積を大きくして効率を良くしています。
ハートフォード式や返り管という言葉は良く出題されるので、意味を理解しておきましょう。
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02
鋳鉄製蒸気ボイラーに関する問題です。
正しい記述です。
省エネのため,暖房に使用した蒸気は,温度が低下して水に戻ったのち,復水として循環使用されます。
正しい記述です。
給水の故障時に安全低水面付近までボイラー本体には水が残るよう,ハートフォード式連結法が用いられます。
誤った記述です。
給水管はハートフォード式連結法を使用して,返り管に取り付けられます。
正しい記述です。
鋳鉄製ボイラーは燃焼室等を構成するセクションを組み合わせて製作されます。
一般的にセクション数は20枚程度で,伝熱面積は50m2程度までとなります。
正しい記述です。
一般的なスタッドとは,伝熱面積を増やすために水管外面に取り付けられる棒鋼のことを言います。
スタッドを取り付けることで,管路の伝熱面積が増加するため,効率が良くなります。
鋳鉄製ボイラーは,鋳鉄のため錆等の腐食には強いが強度が弱いですが、
組み立てが簡単で基本的には低圧・低温のボイラーに使用されます。
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