二級ボイラー技士 過去問
令和8年4月公表
問27 (燃料及び燃焼に関する知識 問7)
問題文
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問題
二級ボイラー技士試験 令和8年4月公表 問27(燃料及び燃焼に関する知識 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- 温暖化ガス削減、公害防止上などに有利である。
- 空気との混合状態を比較的自由に設定でき、火炎の広がり、長さなどの調節が容易である。
- 油火炎に比べると、ガス火炎は火炉での放射伝熱量は増えるが、接触伝熱面での伝熱量は減る。
- 安定した燃焼が得られ、点火及び消火が容易である。
- 燃料の加熱及び霧化媒体の高圧空気又は蒸気が不要である。
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この過去問の解説 (1件)
01
ガス火炎は油火炎に比べて、火炉での放射伝熱量は少なく、接触伝熱面での伝熱量は多くなる傾向があります。
気体燃料は、油のように細かい油滴をつくって燃やす必要がなく、空気と混ぜやすいため、安定した燃焼や火炎の調節がしやすいことも特徴です。
この記述は適切です。
天然ガスなどの気体燃料は、重油などの液体燃料と比べて、燃焼したときの二酸化炭素やばいじん、硫黄酸化物などの発生を少なくしやすいという特徴があります。
特に天然ガスは、石油系燃料と比べて炭素に対する水素の割合が大きいため、同じ熱量を得る場合の二酸化炭素排出量を少なくできます。
そのため、温暖化ガスの削減や大気汚染の防止という面で有利です。
この記述は適切です。
気体燃料は、燃料そのものが気体なので、燃焼用空気と混ぜやすいという特徴があります。
燃料と空気の混ぜ方や吹き出す速さを変えることで、火炎の長さや広がりを比較的容易に調節できます。
そのため、燃焼室の形や必要な燃焼状態に合わせやすい燃料です。
この記述が適切ではありません。
油火炎は、燃焼中に細かな炭素粒子などが生じ、それらが高温になって強く光るため、放射によって多くの熱を伝えます。
一方、ガス火炎は油火炎よりも輝きが弱く、火炉での放射伝熱量は少なくなります。
その反面、燃焼ガスによって熱を伝える割合が大きくなるため、接触伝熱面での伝熱量は多くなります。
したがって、この記述は放射伝熱量と接触伝熱量の関係が反対です。
この記述は適切です。
気体燃料は空気と混ざりやすいため、適切な空気量を与えれば安定した燃焼を行いやすくなります。
また、燃料弁を開閉することで燃料の供給をすばやく始めたり止めたりできるため、点火や消火も容易です。
このような特徴から、自動燃焼制御にも適しています。
この記述は適切です。
重油などの液体燃料は、粘度を下げるために加熱したり、細かい油滴にするために高圧空気や蒸気を使ったりすることがあります。
気体燃料は、初めから気体の状態なので、油のような微粒化は必要ありません。
そのため、燃料の加熱や、霧化のための高圧空気・蒸気は不要です。
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