建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)は、建物の空気・水・清掃・ねずみや昆虫等の防除まで、室内環境を総合的に監督する国家資格です。
延べ面積3,000㎡以上(学校は8,000㎡以上)の特定建築物では、有資格者の選任が義務づけられています。
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あん摩マッサージ指圧師
1級管工事施工管理技士
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2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
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大学入学共通テスト(地理歴史)
大学入学共通テスト(世界史)
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2級管工事施工管理技士
2級建築施工管理技士
2級電気工事施工管理技士
2級土木施工管理技士
JLPT(日本語能力)
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
第56回(2026年度) 試験日(予想)
2026年10月4日(日)
試験日まで、359日
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建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)は、建物の空気・水・清掃・ねずみや昆虫等の防除まで、室内環境を総合的に監督する国家資格です。
延べ面積3,000㎡以上(学校は8,000㎡以上)の特定建築物では、有資格者の選任が義務づけられています。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)は、3000m2以上の面積(学校の場合は8000m2)があるビルの衛生環境を維持管理・監督をする仕事です。
・空調・換気設備の点検、空気環境の調整
・貯水槽・配管を含む給水・排水の衛生管理
・清掃計画の策定・指示
・ねずみ、昆虫等の防除の計画と監督
実際の修理や清掃は担当業者が行い、ビル管理士は点検・判断・指示(監督)を担います。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)が直接修理や清掃を行うのではなく、建物の環境に異常がないかをチェックして対処する役割となります。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)は厚生労働省管轄の国家資格であり、特定建築物で選任が義務付けられています。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)になるためには、2通りの方法があります。
1つは、筆記試験(年1回実施)に合格することです。
もう1つは、講習を受講して修了するという方法です。
建築物環境衛生管理技術者講習会を修了し申請すると、厚生労働大臣から「建築物環境衛生管理技術者免状」が交付されます。
しかし、講習は全7科目・合計101時間あり、受講料は129,000円(教材費込み)と高額であるため、筆記試験を受けて取得する方法が一般的です。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験は合格率10〜20%台の国家資格なので、決して簡単な資格とは言えないでしょう。
独学で合格するためには500~1,000時間程度の勉強が必要となります。
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験は独学でも合格可能です。
まずは市販されているテキストを購入し参考にしながら概要を掴むことをお薦めします。
概要が掴めた後は、普段の実務の中で実際の設備機器を見ながら、テキストで勉強したことを再確認していくことで理解を深めていきます。
そして過去問サイトで過去問を繰り返し解き、合格ラインを安定して越えられるまで学習を続けることで合格が可能になります。
ビルメンテナンスの関連業界に従事する場合、ビル管理業界の基本に関わる「ビルメン4点セット」と呼ばれる資格を初めに取得するとよいとされています。
① 第2種電気工事士
② 危険物取扱者乙種4類
③ ボイラー二級技士
④ 第3種冷凍機械責任者
以上の4資格を取得することで、建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験への理解がより深まります。
ビルメンテナンス関連では、建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験を含む「ビルメン3種の神器」と呼ばれる資格があります。
① 第三種電気主任技術者(電験三種)
② 建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)
③ エネルギー管理士
以上の3資格はビルメン4点セットと比べて難易度の高いものです。
取得することで資格手当が付いたり待遇の向上も見込まれ、年収アップにつながるとされていますので積極的に取り組むことがおすすめです。
北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、福岡県
令和7年10月5日(日)
例年は10月上旬に実施されています。
試験時間は午前3時間(9:30~12:30)、午後3時間(13:30~16:30)の計6時間です。
【午前】
・建築物衛生行政概論 20問
・建築物の環境衛生 25問
・空気環境の調整 45問
【午後】
・建築物の構造概論 15問
・給水及び排水の管理 35問
・清掃 25問
・ねずみ、昆虫等の防除 15問
17,900円(消費税は非課税)
令和7年11月11日(火)10:00掲示・Web掲載(〜11月18日17:00)
https://www.jahmec.or.jp/kokka/
合格発表日は例年10月下旬~11月上旬です。
下記を例とする施設において、環境衛生上の維持管理に関する実務に2年以上就業した経験のある方が対象となります。
・興行場(映画館、劇場等)、百貨店、集会場(公民館、結婚式場、市民ホール等)、図書館、博物館、美術館、遊技場(ボーリング場等)
・店舗、事務所
・学校、研修所
・旅館、ホテル
その他、多数の人が使用し、かつ衛生環境が上記の用途と類似する建築物が該当します。(共同住宅、病院、老人ホーム等)
「環境衛生上の維持管理関する実務」とは、下記の業務が当てはまります。
1. 空気調和設備管理
2. 給水、給湯設備管理 (貯水槽の維持管理を含む。浄水場の維持管理業務を除く。)
3. 排水設備管理 (浄化槽の維持管理を含む。下水処理場の維持管理業務を除く。)
4. ボイラ設備管理
5. 電気設備管理 (電気事業の変電、配電等のみの業務を除く。)
6. 清掃及び廃棄物処理
7. ねずみ、昆虫等の防除
受験資格について、詳しくは公益財団法人日本建築衛生管理教育センターのホームページに記載されている内容を確認しておきましょう。
https://www.jahmec.or.jp/kokka/
マークシートによる五肢択一
受験の手引(願書等)は、日本建築衛生管理教育センターのホームページ(https://www.jahmec.or.jp/kokka/)よりダウンロードして印刷、または郵送による請求にて入手できます。
教育センター窓口での配布はされません。
令和7年5月7日(水)〜6月16日(月)
例年は5月上旬~6月中旬が申込期間です。
過去に受験申請を行い実務従事証明書に代えることができる有効期間内の受験票の交付を受けている方は、
インターネット申込みサイトにて直近の受験票に記載されている開催回数および受験番号を使用し登録することで、受験申込み可能となります。
(登録は毎年必要となります。)
インターネット申込みサイト:https://www.jahmecex.jp/Init.cgi
令和7年9月10日(水)予定
免除制度はありません。
科目ごとの得点が各科目の満点数の40%以上であり、かつ、全科目の得点が全科目の満点数の65%以上の場合に合格となります。
試験に合格すると、免状交付申請手続きを経た後、厚生労働大臣より「建築物環境衛生管理技術者」の免状が交付されます。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2024 (令和6) | 7,593 | 1,759 | 23.2 % |
2023 (令和5) | 8,232 | 1,819 | 22.1 % |
2022 (令和4) | 9,413 | 1,681 | 17.9 % |
2021 (令和3) | 9,651 | 1,707 | 17.7 % |
2020 (令和2) | 9,924 | 1,933 | 19.5 % |
2019 (令和元) | 10,146 | 1,245 | 12.3 % |
2018 (平成30) | 11,069 | 2,339 | 21.1 % |
2017 (平成29) | 10,209 | 1,387 | 13.6 % |
2016 (平成28) | 10,394 | 2,956 | 28.4 % |
2015 (平成27) | 9,827 | 1,861 | 18.9 % |
ポイント
合格率は 10 %台後半〜20 %台前半 で推移しており、年度によってばらつきがあります。
特に平成28年度の28.4 %が最も高く、令和元年度の12.3 %が直近10年で最も低い値です。
近年(令和4〜6年度)は 上昇傾向 にあり、令和6年度は23.2 %でした。